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どーでしょうか…。
なかなかいいと思うんだけど…(自画自賛;
でも、ナエトル怒ってるみたいな顔になっちゃってるし(笑
ポッチャマは1番人気だから作ってみた。
一番出来がいいのはヒコザルか。
ちなみに、
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マグネットに使えるんだ(´∀`*)
マグネットは貰ったものだけど。

今日は休み時間もこれやってたのです。
試行錯誤の末の完成品w
達成感はあるよ。
顔のパーツとかは、切り貼りだけど、
ベースとなる部分は一回も切ってないよ!
折るだけでね。。苦労した…(´-ω-`)

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こちら…、ベースの紙の完成品なんですが、
シルエットだけでわかるかなぁ?

アチャモです。
このあとにパーツ切り貼りするんだけど…。
ベースの作り方は、アチャモ・ポッチャマ・ナエトル・ヒコザルもほとんど同じです^^
ピカチュウ・ゼニガメ・ミュウなんかもつくれますw
基本は、ピカチュウなんだけどね。

なんだかマイブームになってしまったので、
もっと作ってみようと思います。。

…つくりかたとか、載せたほうがいいかなぁ…?
リクあれば、作って載せるんですが。。。

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 「ああ、メロシ様。」
うめくような細い声が、風とともに聞こえた。
「だっ、れ…だっ」
息を切らしながらメロシが尋ねた。
「ブイヨンストロベリスでございます。おいしそうな名前でしょう。いえ、そんなことはどうでもよいのですが、あなたのお友達ヤセヌンティウス様の弟子でございます。」
その若者も、ヤセヌンティウスと似た体格で、非常にやせていた。さらに叫んだ。
「もう、だめでございます。無駄でございます。走るのは、やめてください。」
きっと、師であるヤセヌンティウスの身を案じたのだろう。しかし、メロシは止まらない。
「ちょうど今、あの方の味付け作業が生で公開されています。あなたは遅かった。というか、遅すぎる!お~う~ら~み~し~ま~す~~…」
いかにも呪いそうなかんじでブイヨンストロベリスは言った。
「いや、まだ日は沈まぬ。」
「やめてください。走るのは、やめてください。あのかたは、あなたを脂の塊だと思っておりました。私もそう思ってますが…。火刑場に引き出されても、平気でいるでしょう。デブニス様が『骨よ、骨。おまえはア●パ●マ●のホ●ーマンであるなー!がっはっは(ブイヨンストロベリス裏声)』などとおっしゃっておりました。」
 声マネが上手い、骨野郎第二号だなぁとメロシは思った。ちなみに第一号はヤセヌンティウスである。
「わたしはぁ!走るっのだっ…!」
息を切らしながらメロシは言う。
「肉塊だと思われているから走るのだっ!ヤセヌンティウスめぇぇぇ!!見返してやるっぅぅぅ!!!」
 いつになく気合が入っていた。
ブイヨンストロベリスは唖然とした。
「ああ、やはりあなたは気が狂っている。それでは、うんと走るがいい。ひょっとしたら、まにあわぬものでもないかもしれない。」
 ブイヨンストロベリスは平気でひどいことを言う奴だと、さすがのメロシでも思ったようだ。

〈終〉

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 ふと耳に、せんせん、水の流れる音が聞こえた。息をのんで鼻をきかせた。
すぐ足もとに、ほのかな甘い匂いがする。
よろよろ起き上がって、見ると、小さくささやきながら泉が湧いていた。
メロシは水を両手ですくって、一口飲んだ。水はなぜか甘かった。
味にハマったメロシは、小さな泉にある水すべてを飲み干した。
メロシが体を動かすと、腹の中で水がおどった。ちゃぽちゃぽと音がする。
ぶぅ…と長いため息がでて、夢から覚めたような気がした。歩ける。行こう。
 周りを見回すと、町の郊外にいた。
眠る前に、オオカミと戦ったあの峠は、とても遠く感じた。
自分がどうやって峠を下ったのか、メロシには記憶がなかった。
肉の疲労回復とともに、胃の中で水がおどるのを感じた。
わずかながら、食欲が生まれた。
日没までには、まだ間が…ない。
もう日は落ちているが、かすかに夕日の明るさが西の山の奥に残る。
真っ暗になるまでは、まだ間がある。
わたしは食べたい人がいるのだ。
少しも疑わず、静かにヤセヌンティウスを食べているであろう人を。
わたしは、食べたい。わたしの命は尽きない。
暴君デブニスに食べられて終わり、などと気のいいバッドエンドにはしたくない。
 わたしは空腹を満たさなければならぬ。今はただその一事だ。
走れ!メロシ。
 わたしは美食家である。わたしは美食家である。
先刻の、あの黒(ブラック)メロシのささやきは、あれは夢だ。
再び走れるようになったではないか。ありがたい!
 メロシの中でなにかが弾けた。
称号、「空腹絶頂高速メロシ」を会得した。
高速といっても、ただのメロシの走る速さは人並以下であるため、
やっと人並に走れるようになったのが「空腹絶頂高速メロシ(以下略メロシ)」であった。
 やはり、チュ●パチャ●プス二本では、メロシの腹は何時間ももたなかった。
 道行く人を押しのけ、跳ね飛ばし、メロシは闘牛のように猛々しい走りを見せた。
犬を頭突き、小川をまた飲み干し、少しずつ暗くなっていく空と同じ速さで走った。
 一団のマスコミとさっとすれ違ったとき、不気味な会話を小耳にはさんだ。
「今ごろは、あのガリガリの男も、味付けされている最中だろうよ。」
ああ、ヤセヌンティウスが食われる。その男はきっとおいしくないのだぞ。
急げ、メロシ。

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 日は西に傾きかけている。
息を荒げながら峠を登り、登りきってほっとしたとき、突然、目の前に一隊のオオカミが現れた。
「グルル」
「何をするのだ。わたしは日の沈まぬうちに王城に行かなければならぬ。おすわり。」
メロシはオオカミの仲間が犬であると知っていた。
「グルルル、グワァゥウバゥ!」
何か言っているようなリーダーのオオカミだが、メロシには理解できなかった。
 オオカミはいきなりえりかに突進してきた。
メロシはかわすことなく受け止めて、前足をつかんでジャイアントスイング。
放り投げたとき、地面に叩きつけられて、リーダーのオオカミは戦闘不能になった。
恐れをなした手下のオオカミは、そそくさと退散していった。
 メロシの側の草の陰で、草を掻き分けて遠ざかるような音がした。
どうやら、王のまわし者だったらしい。
 メロシは、倒れているオオカミの首をつかんで、
「気の毒だが、空腹を満たすためだ!」
 肉を引きちぎってぺろりと食べてしまった。
空腹を逃れ、眠くなったメロシは、峠の山頂で寝てしまった。
意外とメロシは寝相が悪く、寝返りを打った拍子に、
これから進む町への道を転がり下った。
ものすごい勢いで転がりながら、メロシは夢をみていた。

 …真の美食家、メロシよ。今、ここで眠くなって動けなくなるとは情けない。
愛しい王の肉は、おまえがあきらめたばかりに、やがて朽ちて不味くなっていく。
もう、どうでもいいという、勇者美食家に不似合いなふてくされた根性が、腹の隅に巣食った。
わたしはせいいっぱい努めてきたのだ。動けなくなるまで走ってきたのだ。
 ああ、できることならわたしの肉をたち割って、ちょっと濁った紅色の心臓をお目にかけたい。
血糖値とコレステロールの高いドロドロの血液だけで動いているこの心臓を見せてやりたい。
 ヤセヌンティウスよ、許してくれ。わたしたちはよい肉と骨であったのだ。
今だって、君はわたしを肉塊だと思っているだろう。
ありがとう、ヤセヌンティウス。よくもわたしを信じてくれた。
ということで快く逝ってくれ。
 肉と骨の間の関節は、肉と骨をつなぐ。 …それがどうしたというのだろう。
メロシの頭の中に雑学が浮かんできた。
わたしの脳内もそうとうイっているのだろう。(いつもイカれていただろうが。)
――やんぬるかな。
 メロシの夢の中は、ここで途切れた。

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 わたしは、今宵、食べる。
王を食べるために走るのだ。身代わりのヤセヌンティウスは食えるような肉がないから大丈夫だろうが、王の暴飲暴食を打ち破るために走るのだ。
走らなければならぬ。そうして、わたしは食べる。
若いときから食事のマナーを守れ。さらば、普通食。
多食のメロシはつらかった。幾度か、腹が鳴った。えい、えいと大声を上げて、腹の虫をしかりながら走った。
野菜生活パワーが切れて、たとえ速度が人並み以下(歩くスピード)に落ちても、メロシは走った。
 村を出て、野でライオンに追われ、森で食人植物に食べられそうになり、隣村に着いたころには雨も止み、日が高く昇ったところでメロシは大量の汗をかいていた。
服をしぼればコップ一杯分の汗がとれるだろう。

 ここまで来れば大丈夫。もはや普通食への未練はない。
私は野菜生活から人肉生活になるのだから。とよだれをたらしながら妄想していた。
人肉が食べられれば満足なのだ。あの肥えた王の肉を。
ゆっくり歩こう、と持ち前ののんきさを取り戻し、メロシの好きな「み●なのうた(NH●)」をいい声(?)で歌いだした。
 ぶらぶら歩いてそろそろ全里程の半ばに到達したところ、降ってわいた災難、メロシははたと止まった。
見よ、前方の川を。昨日の豪雨で山の水源地が氾濫し、猛勢一挙に橋を破壊していた。
メロシは茫然と立ちすくんだ。あちこちを眺め回し、メロシはその場に座った。
そして、ポケットに入っていたチュ●パチャ●プスのストロベリー味とグレープ味を引っ張り出して、二つを同時に口に入れて舐め回していた。
舐めながらメロシはなにかを考え、不意に立ち上がり、叫んだ。
「ヴェウフほ!はは、ひふめたふぁふぇ、はふぇふふーふぁふぁふぇほ!」
メロシは口にチュ●パチャ●プス2本をくわえたままだった。
もちろん、川の氾濫はおさまらなかった。
ガリガリと音を立てながらチュ●パチャ●プスを砕いてからもう一度、
「ゼウスよ!ああ、しずめたまえ、荒れ狂う流れを!」
 濁流は、メロシの叫びをせせら笑うごとく、ますますと激しく躍りくるう。
 メロシは覚悟した。泳ぎきるよりほかはない。
濁流にも負けぬ食欲とチュ●パチャ●プスの偉大な力を、今こそ発揮してみせる。
メロシはざんぶと飛び込み、一度底に沈んで浮いた。
まるで浮き輪のよう――人間浮輪である。
ぷかぷかと流れに乗っていると、対岸に流れついた。
メロシはまた、王城へ向かって歩きだした。

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